だだ漏れなんですよ、実は(2016-12-03)
前半部分は愚痴なので、メーカー名は伏せておきますが。
(といっても今はどのメーカーも同じ傾向なので、
特に伏せるても意味は無いのですが)
ウィルス対策ソフトをバージョンアップしたんです、
そしたら、Webブラウザにもツールバーをインストールするように指示があったので、
インストールしたら、
Webブラウザにログインして全端末に設定を入れましょうという指示があったので、
ログインしたら、
個人情報を確認しましょうという指示があったんです(ん?)、
で、個人情報が殆ど「入って無い」事を念入りに確認して安心したら、
次は、
個人情報を他のアプリと連携しましょう、という指示があったんです(んん??)
FaceBookやらなにやら、
全部の連携機能が「OFF」になっていることを確認して安心したら、
次はプライバシー診断をしましょうという指示があったんです。
ボタンをクリックして、確認していくと
他のユーザに表示される自分の情報の管理、とか(えっ!?)
他のユーザがあなたに繋がりやすくする、とか(やめてっ!!)
あなたが訪れた場所の位置情報を保存しています、とか(げぇっ!!!)
もう青ざめながら、次々に全部「OFF」にしていきました。
Webブラウザも用途によって使い分けないと不味いな・・・
と改めて認識しました。
さておき、
昨日、知人2人(自分より先輩)とお話しした時に、その方の会社で、
「最近、スパムメールが増えて困っている」
というお話を伺いました。
メールアドレスって、特に営業の方なんかは業務上、SNSやホームページに公開しているし、
そういう情報は
「ロボットが自動で収集して
ロボットが自動でスパムメールを作成してばらまいているんですよ」
(つまり人間が手動でやってる訳ではないから、
スパムってどんどん増えて大変ですよね~)
というお話をしたら、
「え、そうだったの!?」という2人の反応を見て
「(あっ、そうか。こういう事実って普通は知らないものか・・・)」と思ったんです。
私のおすすめの本、というか目から鱗が落ちた本で
「ソーシャル・エンジニアリング」(著:クリストファー・バドナジー)
があります。
情報セキュリティを人間から攻略・防御するためのHow to 本です。
その一節の中で、個人情報をインターネットから自動でかき集めるツールの存在や、
それを使って、狙った人間にアプローチするまでの流れ、
そして、そこへマルウェアを送り込んで情報を盗むことができるという事例が
分かり易く解説されていました。
これ読んで、SNSは使わない(使う時は細心の注意を払う)と決心しました。
確かに、いろんな人達と自動的に繋がるのは便利だし
古い友人の近況を知ることができたり、輪が広がるって素敵な事ですが・・・
・・・この機能、要ります?
私の場合は、冒頭で書いた通り、物凄く「迷惑」で、青ざめました。
そういった機能自体はあった方が便利なのは明白ですが、
デフォルトの設定が「繋がる」方に傾いているのが、恐ろしかったです。
おかげで自分の価値観が
時代のトレンドについて行けていない事も再認識できましたが。
そっかー・・・
時代は繋がる事が前提なのかぁ・・・
・・・山奥に庵(いおり)でも立てて、静かに過ごしたいな。