600億円かけたお祭り(2017-10-22)
プレミアムフライデーとか、残業削減とか、
勤務時間を減らす試みって、仕事ノルマは減らないわけですよね。
以前いたプロジェクトで、
残業時間規制がかかっていたメンバーが、退勤ボタンを押してから残業していました。
でも、もし退勤ボタンを押さなければ残業超過でペナルティですし、
退勤したら業務が終わらなくてペナルティですし、
一番、給料を下げない手段は「退勤ボタンを押して残業」だったんでしょうね、いま思えば。
かと言って、会社自体は競合他社に勝って存続するのが第一でしょうし、
勤務時間が多くて嫌なら他の会社行ってほしいでしょうし、
そもそも過労でミスや手抜きが増えることは、薄々分かってるはずだし、
前述のように業務規則や労働法なんてかいくぐるだろうから、
管理職やマネージャー個々人の技量・資質の問題だと思うのですが...
プレミアムなフレディとかサンデーとかの話では無くて
選挙です。
選挙カーや街頭演説の大半は、迷惑なのですが、
そもそもあの短時間で、万人受けするスピーチを突き詰めると
名前&党名の連呼しかないのかも?
それだけだとさみしいので、あと最小限の単語と、頑張りますアピールを混ぜると
「みんなが興味ありそうな単語」+「がんばります」+「名前」
の連呼と言う、有権者を馬鹿にしたような内容に落ち着くのでしょうか。
耳に残れば勝ちだったら(?)
ダジャレでも連呼すれば良いんじゃない?
あと、党名。
あたり触りの無い単語って難しいですよね。
そりゃあ、絶望は不味かろうから、希望だろうし、
そもそも国民のための立法をやるのが国会だから、
立憲で自由な、民主主義だろうし、
でも名前が政策を表しているわけではない、結局、何でもいい気がするし。
ちなみに、昔あった「新党さきがけ」とか聞いた時には、
王大人が死亡確認とかする、まったく新しい党なのかと思いました。
もはや甘党とか辛党とか*1で良いし、
インパクトが足りないなら、轟党*2と蟲党*3とか、糲党*4とか画数多くすれば良いじゃない?
ウンウントリウムみたいな党名*5でも良いよね。
党名も政策も、事細かに説明する時間ないし
(・・・そもそも事細かなプランなど無い場合は除く)
事細かに話しても、そこに対するバッシングが現れるだけだから、話すだけ損だし?
その結果、
曖昧でふわっふわな我々に一票お願いします!
という流れになるんでしょうね。
とはいえ、政策の白黒だけでなくて、どうやって黒くするのか?
墨と筆で黒く塗っていくのか、時が経てば黒ずんでいくと言いたいのか。
~~に反対!とか養育費やら授業料やらあれこれ無償化!とか言われるとハラハラします、
代わりに何を財源にして、どこのサービスをこっそり削減するつもりなのか?とか、
それよりも、前述のプレミアムフライデーとか、
そもそも総選挙に600億円くらい(税金が)かかるらしいのに任期満了前にやるとかの、
国民のメリットについて、どなたか分かり易く解説して頂きたい...
ところでみなさん、2000円札って覚えてます?
ほら、あの、「ニセ札」と「ニセんえん札」をかけた、政府主催のダジャレ。
プレミアムフライデーは、どう呼ばれるんですかね?