IT用語/メールのCC、BCC

メールのCC、BCC(2016-11-16)


CCはカーボンコピー(Carbon Copy)、BCCはブラインド(Blind)カーボンコピーの略です。
カーボンコピーは、手書きの伝票とか申込書とかが何枚も重なっていて、一番上の用紙に書いた内容がそのまま2枚目以降にも書き写される、あれです(って説明で分かりましたか・・・ねぇ?)

TOで送るメールを、別の人にCC・BCCで「複写」して送信している、というわけです。
ただし、BCCに書いたアドレスは、受け取り側には表示されない。
なので、一度に複数の人にメールを送り、かつ送信相手を知られたくないときはBCCを使う。
ここまでは、メールを使う人はご存知かと。

では、BCC のメールアドレスが削られるタイミングですが、
メールサーバになります。すごく大雑把な説明をすると、

null-i.net からgmailへメールを送信する場合、

  1. メールソフトから、null-i.net のメールサーバへメールを送信。まだBCCはある。
  2. null-i.net のメールサーバは、BCCを削って、googleのメールサーバへ送信*1
  3. google のメールサーバに置いてあるメールを、Gmail等のメールソフトで受信

うっかりCCではなくBCCに書いてしまいそうな人は、
「自分のつかっているメールソフト  メール誤送信防止アドオン」
で検索してみましょう。
以前勤めていた会社で、やはりメール誤送信防止アドオンは使っていました。
あらかじめ登録しておいたドメイン以外にメールを送るときは警告が出るタイプのアドオンでした。

以下、余談ですが、


このニュースを見て気になったので、BCCについてメモしました。
「BCC」で送るはずが「CC」で送ってアドレス大量流出、法的責任を問われるの?

どんなケースで、どれくらいの法的責任や賠償が想定されるかが解説されていますが、
損害賠償に加えて、なにより レピュテーションリスク*2 が大きいと解説しています。

これ、みなさんはやられたことありませんか?
私はあります。確か住宅情報のサイトで、CCに自分を含めて送信者全員のアドレスが入っていて、特にお詫びのメールとかもなく。送った本人も気づいてなかったんじゃないかな・・・

個人の特定もそうですが、メールってログインIDとかでもよく使われるんですよね~。
あと、メールアドレスも、電話番号も(特に企業がらみの物は)ググればその情報が出てくるというのは、意外と知らない人も多いんだな~と思います。

更に、余談ですが、
メールの偽装は簡単なので、メールでのコミュニケーション自体を過信しないようにしましょう。
(その緩和策としては DKIM や、それを利用した 「安心マーク」 などがあります。)


*1 具体的には、SMTPで「RCPT TO」に書くけど、「DATA」以降のメール本文には書かない。WikiPedia見ると、その動作に欠陥があって意味がない(DATAへBCCの内容を書いてしまう)メールソフトも存在していた事を示唆していますね。
*2 reputation risk:評判リスク。企業だと信頼の損失や風評被害など。

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