IT用語/共通鍵暗号 | |
共通鍵暗号について(2014-09-01) 共通鍵暗号とは †暗号化と復号に同じ鍵を用いる暗号方式。別名、対象鍵暗号、秘密鍵暗号。 ブロック暗号 †固定長のデータ(ブロック)の暗号化、復号を行う。 DES(Data Encryption Standard) †ブロック暗号アルゴリズムの1つ。結論からいうと、もう安全ではない。*3 DESを(鍵を変えながら)暗号化→復号→暗号化の順に三回かますTripleDESがあるが、こちらも中間一致攻撃*4により学術的には解読可能とされている。 MISTY(Mitsubishi Improved Security Technology) †名前の通り、三菱電機が作った。差分解読法*5や線形解解読法*6に強いとされている。 AES(Advanced Encryption Standard) †128ビットブロック、、128/192/256ビット鍵のブロック暗号。 Camellia †NTTと三菱電機により共同開発された。CRYPTRECおよびNESSIE*7においてAESと同等の安全性と効率を兼ね備えていると評価されている。 ストリーム暗号 †平文を1ビット単位で暗号化と復号を行う方式。ブロック暗号と違ってサイズが不確定なデータ(例えば音声)を暗号化するのに向いている。 RC4 †SSLやら無線通信(WEP、WPA)やらで使われている。 *8 KCipher-2(ケーサイファー・ツー) †2007年に九州大学とKDDI研究所により共同開発された。高速かつ軽量な処理が特長で、AESと比べて最大10倍の速さでの暗号化と復号化が可能らしい。CRYPTRECで採用されている。 |
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